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2006/05/26 (Fri) 21:41
でぃらさん新作黒い雨

<1>

「午後4時頃、マンションの4階の一室で火事が発生しました。
その部屋に居た一家の3人の子供が死亡。」

というニュースを聞いた。

しかし、そのニュースの後に、

「髪のコトならすぐにご相談!最新の植毛技術があなたの悩みを解決します!」

という、なんとも居た堪れないコマーシャルが流れたのである。

少なくとも、東京の小さなアパートに住む一人暮らしの男はそう感じた。

 空は黒く、降りかかる雨も黒い。

窓に吹き付ける雨音も、どことなく「黒い」という感じがする。

 男は失望していた。

社会の何もかもに。

先ほど聞いたニュースが典型的な例である。

ニュースでは、人が死ぬことをあんなに、いとも簡単に告げて良いのだろうか。

火事という主体的なテーマを告げるより、

一家という一つの団体から、3人もの愛しい子が死んでしまった、ということの方が、断然重要なテーマとも言える。

 少なくとも、男はそう考えていた。

 説明しておくが、この男には仕事がない。

この不景気なご時世、都合の良い仕事等なく、

とりわけ色々考えてしまうこの男にとって良い仕事とは、

何一つないのである。

というより、何もしたくないのである。

貯金も、底を尽きそうで、家賃も払うことも最近つらく感じている。

 男の背後では、黒い雨が更に激しく、ごうごうと音を立てて降りつけている。

 男は一つの決心をした。

この部屋から出ようと。

何もやる気がなかったこの男だが、

このままではいけないと思ったのだろう、

生きがいを見つけることにしたのだ。

何も見つからないかもしれない。

だがしかし、この黒がかったこの暗い部屋より、

灰色気味の少し明るい外だと、

何か少しでも生きがいを見つけられそうな気がしたのである。

 気づけば部屋には誰も居ない。

今、一人の若い男が、何かを見つける為に外へ出た。

非常に小さな小さな期待を胸に秘めて。

 今まで降っていた雨が、はて、まるで嘘のように、静かに、こと静かにやんでいた。
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新聞屋のお兄さんのせいで…

ご主人様が出張だから…でも日向の体は性欲で溢れていて…もう1ヶ月近く…抱かれていないから自分でするしかないから…想像しただけで…濡れてしまうくらい、溜まっているから…


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